こども食堂について
こども食堂について
こども食堂ってなあに?
こども食堂は、地域からおなかを空かせたこども達を減らす取り組みです。
(単なる安い食堂ではありませんので、趣旨をご理解のうえ、ご利用いただけると助かります)
こども食堂は、地域のこども達に食を通して支援する場所であり、それぞれのこども食堂は、運営者の思いが強く反映されています。
お家で作りたてのお弁当を食べてほしい、お弁当のテイクアウトの方が沢山作れるので、利用者さんに喜んでもらえる。みんなでワイワイ一緒に食べたいので、食べる場所も提供する、食事と一緒にこども達と宿題をやりたいし、生活に必要な食品や日用品も渡したい、お家や学校に居場所がない時に、安心して過ごせる場所を作りたいなどなど。こども達にとっての大事なことって、社会情勢や環境によりさまざま。その時に最善だと思うことをやり、こどもが幸せでない(こどもの貧困)状況を少しでも笑顔に変える場所なのです。
こども食堂のはじめ方・つづけ方
こども食堂をはじめたい、という思い、続けていくためのノウハウ、どちらも大切です。熊谷こどもまんなかネットワークには、1から8のステップ毎に一緒に考え、相談できる経験豊富な仲間たちがいます。こども食堂を継続して運営していくためのノウハウがあります。そして、あなたの思いを形にするサポート体制が整っています。
どんなこども食堂を
はじめたい?
こども食堂にはいろいろな形があります。最初にやって欲しい事は、なぜ、あなたがこども食堂をやってみたいと思ったか?の気持ちの確認です。
その次に実際に開くこども食堂をイメージしてみます。
・どの程度の頻度で開くのか
・1回で何人くらいの利用者を想定するのか
・どんな人に来て欲しいのか、実際にこども食堂を見学したり、ボランティアとして参加してみたりすると、具体的な雰囲気がつかめるはずです。
だれと一緒に?
誰でもひらくことができるのが、こども食堂の魅力のひとつです。しかしながら、最初からこどもの貧困や孤食で苦しんでいるこども達だけが来てくれるとは限りません。思いを共有し一緒に運営する仲間の存在が大切です。
熊谷こどもまんなかネットワークにご相談いただくことで、新たな出会いが生まれ、一緒にこども食堂を運営してくれる方を探せるかもしれません。
どこで?
公民館や公共施設、お寺や教会、個人の自宅や飲食店の空き時間など、こども食堂はどこでも開催することができます。
継続して運営してくためにも、できるだけ安価で場所を確保でき、衛生面に問題がないところが望ましいです。飲食店は設備が整っているので、すぐに始められます。
地域とつながる
こども食堂では食材を提供してくれる人、寄付などで資金を提供してくれる人、スタッフとして参加してくれる人など、さまざまな支援が必要です。また、市役所のこども課や開催する場所に近い学校や保育園、幼稚園の関係者や、学童クラブで働く方など、こども達の身近な大人とつながることで、地域の人たちにこども食堂が開催されることを知らせる事にもなります。熊谷こどもまんなかネットワークでは、地域のこども食堂をつなぐハブのような役割を担っております。会員になっていただくことで、さまざまな情報や継続的な支援が受けられます。
計画と
運営資金を考えよう
こども食堂を開催するのは、ひとつのお店を運営するのと同じですので、自分なりの計画書を作成してみます。はじめに予算を立て、運営に必要な費用を知ることで、継続して運営することができます。
資金調達に関する助成制度もさまざまありますので、熊谷こどもまんなかネットワークにご相談ください。
食材はどうする?
お米や野菜などの食材や調味料、お弁当を入れる容器などを安定的に仕入れることが大切です。お米や野菜を作っている近所の農家さんなどにお願いをしてみるのもよいでしょう。
熊谷こどもまんなかネットワークでは、月額1,000円で食材や資材、資金サポートなど運営支援が受けられる制度がありますので、是非ご活用ください。
オープンする前に
開催日を決めて、チラシを作成し、こども食堂の存在を知ってもらいます。熊谷こどもまんなかネットワークでは、こども食堂案内&MAPを全28小学校に配布。それ以外にも熊谷こどもまんなかネットワーク総合パンプレット、SNSを使った告知など、さまざまな媒体を通し告知活動を行っています。
地域のこども達の笑顔と
成長のために
始めてみるとさまざまなことが出てきます。その都度改善して、変えていけばいいので、心配する必要はありません。試行錯誤を続けながら続けていけば、こども食堂が地域のなかで信頼できる場所になっていくと思います。こども達やお母さん達の笑顔が励みになります。