熊谷こどもまんなかネットワークとは

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熊谷こどもまんなかネットワークとは

こどもたちの笑顔や安心がまんなかにある、
循環型社会を目指して

全国に9,131か所もあるこども食堂は、いまや地域のインフラと化しています。食の支援にのみならず、学習支援やフードパントリー、学校へ通えないのこどもの居場所、それに関わる地域の方の居場所にもなっています。こども食堂は、食材の提供や寄付金で支援してくれる方、手伝ってくれるボランティアさん達に支えられています。それらの支援なしでは運営はできないですし、そこは感謝と優しさに溢れた明るい場所です。支援してくださる方々にどれほど力をもらい、またどれほど励まされたか計り知れません。

そしてこの度、こども達が歩いて行ける範囲にこども食堂を作るため、有志が集まり、2023年4月27日に熊谷こども食堂ネットワークを発足。翌2024年2月1日には、一般社団法人熊谷こどもまんなかネットワークとして、法人化しました。熊谷市内でこども食堂を運営する仲間や支援者、東京大学主催チャレンジオープンガバナンス2022で「全小学校区にこども食堂を作る」というテーマでグランプリを獲得した同じ目標に向かう同志、わたし達の活動に賛同する熱いメンバー達の輪がどんどん広がっています。
私たちは5つの理念である ①何よりこどもまんなか ②運営者の自主性 ③顔が見える距離と相互理解 ④継続のための利益と精神性のバランス ⑤明朗な会計を大切にしています。
全28小学校区にこども食堂を作ることは通過点に過ぎません。それぞれのこども食堂が継続できるように助け合い、こども達の笑顔や安心がまんなかにある循環型社会を作るのが、「熊谷こどもまんなかネットワーク」です。

一般社団法人 熊谷こどもまんなかネットワーク
代表理事 山口 純子 

熊谷こどもまんなかネットワークが目指す

スタートアップオーガニック宣言から、子ども食堂へ

熊谷圏オーガニックフェス2018では、当時の埼玉県知事、熊谷市長にもご参加頂き「スタートアップ!オーガニック宣言」を行いました。
これは、その土地がその土地らしく、命を育むための宣言でした。「オーガニック」とは、食だけにとどまらず、自然と人、人と人とが有機的につながる暮らしや生き方そのもの。「サステナブル」とは、人間・社会・地球環境が持続可能であること。つまり、循環型社会を目指すことです。これらの取り組みは、「地域愛」を持続可能な社会を構築するための中心概念として位置づけ、この活動を通してさまざまな人たちとの「Organic(有機的なつながり)」を、生んでいきました。その土地の自然や社会環境を守り、伝統文化を大切にし、その地域ならではの個性、新たな可能性を育てる。そうした「地域愛」は、世界を持続可能にするための原動力になると考えるからです。この時蒔いた種は、『熊谷こどもまんなかネットワーク』へとつながっていき、そしてまたこのつながりは、埼玉県全63市町村へと発展していく取り組みになると考えます。

行政も市民も共に主役となり協働する「オープンガバナンス」

オープンガバナンスとは、市民が地域の課題を自分の問題として取り組み、行政も知識と経験を活かし、こうした市民の活動を支える、という考え方です。「チャレンジ!オープンガバナンス(COG)」は、東京大学が主催し、オープンガバナンス研究で世界のTOPであるハーバード大学と連携しながら行うコンペです。2022年3月5日(日)に最終公開審査が、東京大学弥生講堂一条ホールで開催され、有限会社PUBLIC DINERの加賀崎が兼任講師を務める立教大学 立教サービスラーニング『SOCIAL&PUBLIC』が、アイデア『全国初!地域内の全小学校区での子ども食堂開催を実現』を提案し、グランプリであるオープンガバナンス総合賞を受賞しました。その土地で暮らし、その土地で働き、その土地を愛す。この感覚は、意識している、意識していないに関わらず、必ず誰しもがあるはずです。住む土地への感謝や愛そのものであるこどもは、地域の未来です。こどもの居場所づくりを通じて、その土地の未来を一緒に作りませんか?わたし達は、より多くの賛同者が集まり、その土地の未来であるこども達を、地域で共に支えたいと考えています。

一般社団法人 熊谷こどもまんなかネットワーク 統括ディレクター 加賀崎勝弘

子ども食堂
コミュニティ食堂
こども農業体験
フードパントリー
ケアリングフード
学習支援
熊谷共和国
オーガニックフェス
EATBEAT
スポーツ選手との交流
農業対策と移住・定住対策

スタッフ紹介

代表理事

山口純子
熊谷なないろ食堂

理事/統括ディレクター

加賀崎 勝弘
PUBLIC DINER

理事

井ノ瀬 宏和
NAOYOSHI/井ノ瀬運送

理事

新井利昌
埼玉福興

監事

岸本治憲
多世代ふれあい食堂HAPPY
くまここ

事務局

川﨑 遥
井ノ瀬運送

これまでのあゆみ

2018
熊谷圏オーガニックフェス
オーガニック=有機的つながり。すべてはここから始まっています。

2018
スタートアップオーガニック宣言
この時の宣言が、こどもまんなかのミッションにつながっています。

2022
チャレンジオープンガバナンス2022
オープンガバナンス総合賞受賞

総合賞受賞をきっかけに、新しいかたちでの官民産学連携がスタートしました。

2023
熊谷こども食堂フォーラム
総勢230人が集まり、自分たち大人に何ができるのか?考えるきっかけになりました。

2024
全28小学校区でこども食堂を開催
想いをかたちに。その第一歩となりました。ここからがスタートです。